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糸高生オリジナル「御風カルタ」完成!

1月17日(金)、3年一般クラス(進路が決定した生徒)が特編期間中に作成した「御風(ぎょふう)カルタ」が完成し、同クラスで、お披露目を兼ねたカルタ会が行われました。

糸魚川市出身の文人、相馬御風(そうまぎょふう)の生涯や偉業を学び、その成果として、御風にちなんだカルタを生徒が協力して作成しました。
御風の作品として、早稲田大学の校歌「都の西北」、童謡「春よ来い」などが有名ですが、なにより、”秋玲瓏(あきれいろう)の 朝ぼらけ” に始まる、当校の校歌の作詞者でもあります。
当校国語科の山下教諭の指導のもと、48首のカルタ4セットを作成したのですが、これらはすべて手作り!(同じ絵札でも絵柄が微妙に異なるのも味の良さです)

すべて生徒の手づくり!

読み札を作成するにあたり、御風に関連する文献や糸魚川市史などの歴史史料を参考にしながらテーマ学習(石碑、食生活、校歌、受験など)を行い、そこから読み札の文を考案していったとのこと。
読み札の裏面には、札に関する豆知識も。
そして、読み札にはルビが振られているので、小学生でも遊べるようになっているのが、素晴らしい工夫です。

当日は糸魚川市教育委員会の皆様も見学に訪れ、生徒と一緒にカルタ会を楽しんでいただきました。
読み札の内容に「私たちも知らなかった!」との声があり、生徒の学習成果を褒めていただきました。また、市民に広く紹介したいという声も。
生徒も嬉しかったことと思います。

最近ではなかなか馴染みがないであろうカルタ取りに、生徒は真剣な表情。

もうすぐ学び舎を離れる3年生にとって、ふるさと糸魚川の偉人に学び、楽しく郷土愛をはぐくむきっかけになったと思います。